山水園が取り組んでいる認知症ケアとは
「特別養護老人ホーム山水園」は昭和50年7月に開園し、認知症のお客様の専門施設として全国に先駆けサービスを提供してまいりました。
時代の流れに合わせ、現在では「専門施設」としての運営はしておりませんが、開設から現在に至るまでの知識や経験を主とし「認知症ケア特化型施設」としてサービスの提供に取り組んでおります。
認知症の方は、一人歩き、記憶力の低下、昼夜逆転症状、見当識障害(日付や場所がわからない)等の症状がありますが、症状の度合いによっては一般の特別養護老人ホームでの対応が困難な方がいらっしゃいますので、当園にて優先的にお受けしています。
また、平成22年2月には「新型・特別養護老人ホーム山水園」が開設し、サービスを全て移転しております。「新型・特別養護老人ホーム山水園」では多床室から全室個室のユニット型へ変更となり、認知症のお客様により生活していただきやすいような工夫を随所に取り入れております。
認知症の診断を受ける方は年々増加の一途をたどっており「物忘れ外来」等を開設する病院も増えております。当園では今まで培った実績を元に、今後も日本における「認知症ケア」に対して貢献していけるよう、またお客様、御家族、地域の皆様へ力をお貸しできるよう、職員一同サービスを行ってまいります。
「認知症になった時も安心して生活ができる」
この想いを皆さまに持っていただきたい。それが我々の願いであり、目標です。